不勉強だったのだけれども、京都大学はアントレプレナーシップにも相当力を入れている。
「京都大学研究事業化プログラム」のことがそれであり、別名「京大アントレプレナープログラム」と言うらしい。
プログラムの公式ページには、「ヒト・モノ・カネ」を本プログラムから提供してくれるとのこと。
例えばこんなふうに書いてある。
人材面では、起業化、事業化をするために必要な知識の伝授と実践的なトレーニングやメンターネットワークを提供します。
物的面では、プロトタイピングに必要な3Dプリンターやレーザーカッターに加え、必要に応じて実験設備の紹介を行います。
いわゆる一般的に思われるような、思いついたアイデアの事業化というよりも、京大内での研究の事業化を重きにおいているプログラムのもよう。そりゃそうだ。
ただ、自分が所属する経営管理大学院においても、ファイナンスやサービスデザイン、プロジェクトマネジメントという分野を研究する学生が多数在籍しているわけで、これらの分野から「事業化」というのはさほど考えにくいことではあるけれども、京大内で研究されていることを事業化する際に、ビジネスサイドからのサポートを経営管理大学院のM生やD生が行うようなことであれば、相当おもしろいことになる気がする。
このプログラムの公式サイトがこちら。
カリキュラムはそれぞれの参加者の現状にあった構成になっており、このプログラム自体が複数の子プログラムで構成されている。
例えば、起業の基本知識をつけるための、「起業と事業創造」プログラムだとか、アイデアがある場合は「シーズ事業化」プログラム、すでに起業している場合は「ベンチャー経営論」などなど。えらい充実してるやん!
例えば「起業と事業創造」はこんな感じ
実際これ、授業とは別に受講が可能なわけでなんてお得なんだろう・・・と。
また、講師陣には、瀧本哲史、田村大(なんとここで名前が見つけるとは!)、メンターには平川敦士という名前が並ぶ。
受けようかな・・・。
というか、こんなカリキュラムまであるとは、ほんと驚きで興奮。
今の学生ってほんと恵まれてる。大学や大学院が無駄だとか全く思わないね。
って、自分も学生か、今は。